戦後から90年代まで続いた経済成長、一部屋に一つが当たり前の空調装置、次々と発売される便利で高機能な住宅設備、高気密・高断熱が基本の現在の住宅、昭和~平成と時代が進むにつれ、住環境は劇的に良くなりました。
日本の住宅の寿命は30年未満という統計があります。基本的に日本には古い家というのは存在しないのです。
恵まれた住環境に慣れてしまった今、恵まれていない・またはそのように見える古そうな物件に住みたくないのは当然のことです。
「人は見た目が9割」なんて言葉があります。これについては賛否両論ありますが、人間は物事を判断するのに8割以上視覚情報に頼っているといわれておりますので、あながち間違いではないようです。そのため見た目はかなりのウェイトを占めるのです。これは住居などの建物にであっても同じです。
もちろん和風が好き、洋風が好き、など好みは分かれますが、いずれにしても共通なのは綺麗に清掃され、清潔に見える方が圧倒的に好まれるということです。