浸水から建物被害を防ぐ

より安全により清潔に、大切な機材を守るために。

  防水塗装の必要性

工場や倉庫などの施設は、定期的な点検とメンテナンスが非常に重要です。施設内では、高額な機械や設備がたくさん存在するため、建物の不具合から雨漏りなどが発生してしまうと、甚大な被害につながってしまいます。

特に注意が必要な建物で言えば、一般住宅のような傾斜のある屋根形状ではなく、屋上のある工場や倉庫です。こういった勾配のない屋根形状は『陸屋根』と呼ばれます。陸屋根は一般的な勾配のある屋根と比較すると、雨の日に水がその場に長時間とどまってしまいますので、建物内に雨水が漏れない様に『屋上防水』がとても大切になります。

もちろん、建物の新築時にはしっかりと屋上防水が施されているのですが、日射や風雨の影響を受け続ける部分となりますので、徐々に経年劣化してしまいます。そして、適切なタイミングでメンテナンスを行わなければ、屋上防水の不具合が原因となる雨漏りにつながってしまいます。

このページでは、屋上のある工場や倉庫などで非常に重要なメンテナンスとなる、屋上防水工事の代表的な工法について簡単にご紹介していきます。工場や倉庫の屋上防水は、施工面積が広くなりますので高額な費用がかかってしまいます。したがって、あらかじめどういった工法があり、どの手法が適切なのかを知っておきましょう。

  ①シート防水

シート防水は、施工面積が広くなるにつれて、工事費用がお得になる傾向がありますので、工場や倉庫などの広い屋上の防水工事には適した工法と言えます。ただし、シートを貼り合わせて防水層を作っていくという工法になるため、複雑な形状をしている場合や、換気口などの障害物がたくさんある現場での施工は難しくなってしまいます。なお、シート防水は、接着材を塗って貼り付けていく「接着工法」と、シートの下に緩衝剤などを敷きこみ、ビスなどを用いて固定していく「機械固定工法」の2種類があります。

塩ビシート防水

下地の上に耐久性の高い塩化ビニルでできたシートを貼り付ける際、接着剤によって貼り付けるのではなく、防水シートと下地とを固定ディスクを用いて貼り付ける工法です。
下地の影響を受けにくいため、下地処理を行わないで済みます。
その分、コストが抑えられ、施工時間もより短く済むのがメリットです。
ディスクでの接合となるため、接着剤より劣化しにくく、長期間にわたって安定的に接合し、防水作用を長く持続できるのもメリットと言えます。

通気緩衝工法

下地の上から通気緩衝シートと脱気筒を取り付けた後、その上から防水材を塗布していく工法です。
通気緩衝シートを貼ることで、建物に浸水していた水分を逃がすことができるため、防水部分の劣化やカビを防ぎ、より品質を高めて防水性能を高めることができます。
従来の密着工法では対応が難しかった雨漏りが起きていた場所や経年劣化が進んでいる古い建物にも用いることができる工法です。
雨漏り対策を低コストで行いたい方に向いています。

  ②塗膜防水

塗膜防水は、防水機能を持つ塗料を使って防水層を作る工法で、一般的に「ウレタン防水」と「FRP防水」が用いられます。
塗膜防水は、液体の塗料を塗っていくという施工方法になるため、シート防水が難しい複雑な形状や障害物が多い屋上での施工が可能だと言う点が特徴です。実際に、メンテナンスとして屋上防水を行う場合には、ウレタン防水が広く活用されています。なお、FRP防水に関しては、ガラス繊維などの、無機質の素材で補強されたガラスマットを貼ってトップコートを塗っていく工法です。こちらは、高い防水機能を持ち、軽くて強いという特徴がありますが、材料が高価であるため、他の防水工事よりも費用がかかってしまいます。また、ガラスマットを保護するためのトップコートは、5年に1度程度の頻度で塗り替えが必要と言われます。

ウレタン密着工法

密着工法は防水層を作って水を防ぐ方法です。下地の形状によくなじみ、密着性に優れています。

そのため、既存の防水の上からでも重ねてぬることができます。また、液体なのでシートで施工するのが難しい形状のベランダ等でも施工が行えます。
 

FRP防水

FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。
ガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックを意味し、ガラス繊維に強化されて強靭でありながらも、プラスチック特有の軽量さが魅力で建物への負担を抑えることが可能です。
ベランダなど歩行する場所に適しています。
耐候性や耐熱性や耐食性にも優れており、耐久性も高いです。
シームレスで美しい防水層を形成することができ、複雑な形状の屋上やルーフバルコニーなどでも短期間で施工できます。

③長尺シート

長尺シートとは防滑性ビニル床シートとも呼ばれ、アパートの外廊下の床や階段などに貼り付けることで防水性能を発揮します。
外廊下や階段などに水溜まりができるのを防ぐとともに、遮音性にも優れており、住人が廊下や階段を歩く際の騒音を抑えることも期待できるのです。
防カビ剤を配合することでカビの発生も抑えられ、黒ずみ汚れを軽減し、美観維持にも役立ちます。
共同住宅の日々の清掃の手間やメンテナンスの手間も軽減でき、便利に活用できる防水材です。

 

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