外壁・屋根塗装の品質と価格の話

大切な「家」を傷めてしまわないために

一般的に外壁塗装は使用する塗料にもよりますが10年〜15年は持つと言われています。しかし品質が悪いとわずか数年で再塗装を検討する必要に迫られたり、場合によっては大切な「家」を傷めてしまうことにつながってしまいます。

なぜなら外壁や屋根の塗装は、塗装工事完了後の状態では、「今回の工事が満足のいく良い工事だったのか」ということを判断することはできないのです。

屋根や外壁塗装の『品質』は何で決まるのか?

外壁や屋根の塗装は工業製品ではないので、その品質の見極めが非常に難しいものです。実際、よほど腕の悪い職人が施工しない限り、塗装直後の塗りたての状態は艶もありキレイな仕上りに見えます。

でも、本当に良い工事だったのか?品質の高い仕上りになったのか?
それがわかるのは、実は塗装をしてから1〜2年後。

では、外壁塗装の品質とはなんでしょうか?

ヨシオカでは高品質な外壁塗装とは

  • 塗料の質
  • 正しい施工
  • 職人の腕
  • 工程管理

の4つが揃って初めてご提供できるものだと考えています。

まず知っておきたいこと。「塗料の質=塗装の品質」ではない

昨今では、屋根塗装や外壁塗装のためのさまざまな高性能塗料が各塗料メーカーから販売されています。

各製品の説明はここでは省かせていただきますが、光触媒を使って屋根や外壁の防汚効果を高めた塗料屋根や外壁の遮熱効果を高めて建物の美観や耐久性だけではなく、省エネ効果を得られるなど特長を持った塗料があります。

塗料の種類・特長

ウレタン系塗料 密着性に優れているので、塗料の剥がれが気にある箇所や塗料の定着が悪い素材への塗装に適している。
シリコン系塗料 ウレタン系に比べると価格は少々高くなるが価格と耐久性のバランスがよく費用対効果に優れている。
フッ素系塗料 価格は少々高めだが、耐久性は抜群。そう言った意味では長期的に考えると年間あたりの単価は割安とも言える。
遮熱塗料 太陽熱を遮断して外壁や屋根の温度上昇を抑える効果を持った塗料。建物内の温度を下げることができるので、節電効果などがえられ光熱費を抑える省エネ塗料。
光触媒塗料 太陽光を触媒として汚れを浮かし雨水で洗い流すので、汚れがつきにくいといった防汚効果のある塗料。汚れがつきにくく遮熱効果もある。

大きく分けると、現在主流となっているのはこの5つで、各メーカーからさまざまな塗料が販売されているわけですが、高性能な塗料を使えば満足のいく仕上りとなるのか?と言えばそうではありません。

良い食材を使っても、正しく調理しなければ美味しくいただけないように、良い塗料を使っても、正しく使用しなければ品質の高い仕上りになることはないのです。

間違った使い方の例

  • 塗料メーカーの指定以上に塗料を希釈して使用する
  • 工程を省き手順を守らずに塗装する

などがありますが、ほとんどの場合工事直後にはわかりません。いくら「弊社は高品質な塗料を使っています」と言われても、工事自体の質が低ければせっかくの塗料も無駄になってしまいます。

正しい施工が仕上りの品質につながる

外壁や屋根の塗装の目的は塗り直すことだけではありません。塗装と同時に不具合のある箇所をしっかりと補修をして、大切なご自宅にこれからも快適に住めるようにすることが目的です。

そのためには、建物自体をしっかり洗浄して汚れを落とすと同時に各部をチェックしてヒビなど雨漏りの原因になりそうな箇所があれば塗装前に補修を行ないます。これを「下処理」といいます。

色を塗る前にこの下処理をしっかりと行うことがご満足いただける仕上り品質への第一歩となります。

しかし、この工程を適当におこなったり飛ばしてしまった場合はこのようになる可能性が高くなります。

工事の品質が低いとどうなるか?

屋根や外壁を塗装してメンテナンスすることの目的は、建物の美観を維持するだけでなく、直射日光や風雨などから建物を守ることにあります。

しかし、工事の品質が低かったら・・・

例えば、塗装前の下処理がいい加減だったり、塗料を規定以上に薄めて使って塗装をする、塗装回数が少ないなど、品質の低い工事だった場合、数年後には「こんなはずではなかった」という結果になってしまいます。

怖いのは、塗装工事が完了した直後にはわからないということです。

外壁塗装や屋根塗装などご自宅のメンテナンスの費用は決して安い金額ではありません。ぜひ、工事金額だけではなく、正しい施工で品質の高い工事のできる塗装会社を選んでください。

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