通気緩衝工法

古くなったコンクリートなどの表面はデコボコしていたり、ひび割れがあるため、下地を綺麗にします。

カチオンフィラー（下地調整材）を使って、表面をより滑らかにします。こうすることで防水塗料の密着性が高まります。

ムラがあると剥がれる恐れがあるのでまんべんなく均一に塗っていきます。

専用の接着剤を使用して貼り付けていきます。通気緩衝シートには小さな穴が空いていて、その穴を通って、湿気などが外へ逃げます。

シートの下の湿気がシートの穴を伝って、この脱気筒から逃がします。目安は50㎡に一つの割合で設置していきます。

>> 脱気筒とは

平面なベランダや屋上から水を流すための排水口です。詳しい施工内容などは別ページにてご説明いたします。

>> ドレンとは

シートの間の継ぎ目から水が入り込まないよう、シートの端にテープを貼り付けていきます。

下地の膨張収縮で防水が傷つくことがあり、ひび割れや剥離の原因となります。クロスを防水と下地の間に噛ませることで、下地の影響を受けにくくさせます。

厚みがないと効果がないので、通常の塗装よりも技術が必要になります。

規定の塗膜厚を形成するために2回目を塗布します。

ウレタン防水材は紫外線に弱いので、トップコートでコーティングをして紫外線を抑えます。長く保たせるために定期的にトップコートを塗り替えが必要です